うーめんってなに?

温麺(うーめん)は粉を練るときのつなぎとして、油を用いないのが特徴です。
長さは三寸三分(およそ9センチメートル)と短く、茹であがった麺を醤油で作った汁で食べるのが一般的です。冷たいつけ汁でも、温かいかけ汁でも美味しく食べることができます。
茹で時間の短さと麺の短さから調理し易く、また消化、吸収がよいため、小さいお子様やご年配の方、胃腸の弱い方もお召し上がりいただけます。
油なしのさっぱりとした味が好まれ、片倉家、藩主の伊達家から大名や公家への贈答に用いられた歴史があります。

長さ三分三寸、白石うーめん。消化が良い、釜あげうーめん。

なぜ、『温麺=うーめん』なのか。

奥州仙台藩 白石名産「温麺(うーめん)」の由来

今を去る四百年の昔、地元の名家(検断所)大畑屋の六代目・鈴木浅右衛門勝弘が、胃の弱い、麺好きの父親・久左衛門のために、旅の僧から聞いた「油を使わぬ素麺の話」をもとに、製法をあみだしたのが、事の始まりと云われている。

この麺を食べた父親の胃病は決癒したのが評判になり、殿さまへの献上品に認められた。

召し上がった殿様は「これはウマイ」と大変なお気に入り。浅右衛門の温かい孝心を褒めて麺には『温麺』(オンメン)と名付けられ、褒美を受け取ると共に、二代目味右衛門と襲名を許された。

本人は喜び勇んで帰宅したものの、襲名と褒美だけで胸がいっぱいになり、温麺の呼び名を度忘れしてしまった。
やがて、殿様の「ウマイ」というお言葉を思い出して(「ウマイ麺と褒めて頂いた」)と告げると周囲の人達は「ウメーメン・・・?『うーめん』か」、と呼ばれる様になったと伝えられている。

ちなみに史書には、元禄二年(1689年)胃病の父・久左衛門が初代の大味(大畑屋味右衛門)に、同時に息子の浅右衛門が二代目を襲名したと記されております。
(この「油を使わぬ麺」は秋田県の雪国稲川町には、寒作り稲庭うどんとして伝授されているという説があります)

殿様に献上されたうーめん

片倉家や伊達家への献上品に用いられた温麺は三寸三分よりも長く、江戸時代には高級品として扱われました。献上後は諸国大名や公家への贈答品として流通していました。

うーめん番所で扱っている長いうーめんは、三分三寸より一寸長い『四寸三分(およそ12センチメートル)』。長すぎず、しかし『箸にかかり易く噛みごたえも満足』と好評をいただいております。

献上品のうーめん、長さ四寸三分(およそ12cm)。庶民食のうーめん、長さ三寸三分(およそ9cm)。デザインも評価された、一寸長めの温麺(ちょっとながめのうーめん)。

奥州街道 うーめん番所 創業明治二年、白石の名産品「温麺(うーめん)」のお店です。
  • 白石うーめんと歴史
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